画家になる人となれない人
私はたまに絵を描くんですが、なぜたまにしか描かないのかというと、
産みの苦しみがかなり酷いタイプなんですよね。
描いている間辛くて辛くてたまらない。
でも、描き上がった自分の絵を見るのは大好きで、
だから、たまに苦痛への恐怖を乗り越えて描くんです。
そこで、私のお師匠なんですが、もう何年か前にお世話になった方なのですが、
羨ましい特質の持ち主で、
「描いている間は楽しくて楽しくて仕方がない」
って言うんですよね。
聞いた時にはびっくりしました。
これが、画家になる人とならない人の違いなのかな?と。
お師匠の絵です。
私はお師匠の絵が大好きです。
『雨季と乾季』
私の絵です。
まだまだ荒削りです。
お師匠は、私に風景画が向いていると言ってくださいました。
確かに、風景を描くと産みの苦しみは減りました。
でも、私精神病なので、一人で外出するっていうのが、ドアの前に多きな壁が立ちはだかっているように見えてむつかしいんです。
言い訳ばかりするなよ!
て声が聞こえてくるようです。心の声かな?
しかしながら、精神病で外に出られない人は本当に多いです。
目的地に誰かが待っていてくれたら行けるけれど、
銀行や区役所に行くようなぼっちで行くことはできないみたいな感じです。
かくいう私も、精神障害者手帳の更新になかなか行けず、
期限が切れてしまう事態に発展してしまいました。
話が逸れましたが、
私にはお師匠の様に、毎日絵をガリガリ描く生活はできません。
精神が持ちません。
私は、風景画を描きに行くのに仲間ができたらいいなあと思っています。